コミック版「おジャ魔女どれみ」
講談社より発売中の皆様おなじみ、「なかよし」におジャ魔女どれみが連載する事になりました。
なかよし3月号(2月3日発売)より連載開始の予定で作画・たかなし▽しずえ、(原作/東堂いづみ)先生によってその世界は描かれます。
コミック版では設定に多少の差異が見られるようである。
まず、あいこは転校生だと思うが、すでに転入済みである。すでにはづきと共に3人で行動しているようである。
そして3人でMAHO堂をみつけ、同時に魔女見習いになっている。アニメでは最初「マキハタヤマリカの魔法堂」であり、のちに「MAHO堂」となるが、コミック版では最初から「MAHO堂」である。
今回の話はアニメ版の4話・5話に相当する。差異は多々あるのだが、いちいちつっこんでもいられないので、重要なところだけにしたい。
どれみは食べられないステーキを魔法で出している。そういう事も十分考えられる話である。
マジョリカの目の前で了解無しに(アニメ版でも無かったが)MAHO堂の改装を始めてしまう。
どれみ達の店は結構繁盛している、これは意外である。その最中に小竹が訪れている。
その後の展開を見るに、子犬とからむ一連の話は描かれないようである。
小竹がどれみから購入した手作りの魔法バッチは、小竹の上に落ちてきた花瓶を壊そうとして、
間違ってどれみが壊してしまう
。結局小竹はそれに驚いて花瓶の難を逃れ、バッチのおかげだと思い込むのであった。
今回の話はなかよし発売時点ではまだ未放送の11話に相当する。コミック版ではまだどれみ達は9級に合格していないので妖精達(ドド・レレ・ミミ)は出てこない。
アニメのあらすじを見ると、今回の話の中心人物であるどれみのクラスメートの小泉まりなが、点数稼ぎで花壇の花を教壇に生けている、と言われて結局それをやめてしまう。
コミック版では最初から花壇係りであり、共にどれみも係りとなってしまう。この係りは水やりや虫の駆除などをしなければならないうえ、非常に早起きをしなければならない。
無論、どれみは魔法で楽をする方法を試行錯誤するがいずれも失敗に終わる。ある日その魔法の失敗が元で水やりの時間に遅刻してしまう。
すると花壇は野良犬達に昨晩のうちにあらされ、めちゃくちゃになっていた。悲しむまりなを見てどれみは犬への復習を決意する。
その晩、見事とはいかないものの野良犬達を追っ払ったどれみはまりなに感謝され、その日の放課後、明日の早朝と花壇の整備に駆り出される事になる。
今回の話はなかよし発売時点ではまだ未放送の15話に相当する。偶然MAHO堂に現れたぽっぷは店を物色する。そこでどれみが誤ってマジョリカを商品ケースから落としてしまい、ぽっぷが見つけてしまう。
どれみ達は人形だと言ってごまかすが、今度は買うといって、千円で買ってしまうが、ララは水晶玉があれば大丈夫だと言う。公園につれてこられたマジョリカは、ぽっぷや友達に散々遊ばれた挙句、地面に落ちてアヒルに捕まってしまう。
ぽっぷは取り戻そうとしてアヒルの居る池につかっていく。そこにどれみ達が現れ、初めてマジョリカが水晶玉を持っていないことに気付く。しかし今度はぽっぷが泥に足をとられ動けなくなってしまう。どれみが魔法で助け出したところへ、ララが水晶玉を持ってくる。
池に沈みながらも受け取ったマジョリカは魔法で脱出。ぽっぷはマジョリカが沈んでしまったものと思いこむ。しかしその後ぽっぷはマジョリカのために墓を立ててけろっとしてると言う。
今回の話はテレビではすでに登場している問屋魔女デラ初登場の回となっている。という事で第5話と未放送の第20話を足したような話になっている。
店番をするどれみ達の前にデラが壷の中から現れた。たまった請求書のツケを受け取りに来たのだった。
しかし、MAHO堂にはそんなお金は無く、マジョリカはどれみ達にデラのご機嫌を取らせる。
そこに物陰から様子を見ていた島倉かおりが、どれみ達の気付かないうちにデラの帽子を魔女の証拠として持ち去ってしまう。
デラがお金を貰って帰ろうとして、その事に気付く。仕方なくデラは帽子の代金も請求書に入れてしまう。
踏んだり蹴ったりのリカはどれみ達にマジカルステージを伝授して、帽子の奪還に出す。
3人はマジカルステージで風を起こして帽子を飛ばし、上手く行ったかのように見えたが、木に引っ掛けてしまう。
MAHO堂に帰ると、デラは花まみれになった帽子を気に入り、支払期限を一ヶ月延ばしてくれた。
そして3人はちゃっかりリカに魔法玉をせがむのであった。
今回の話はテレビではすでに登場しているマジョリカのライバル・マジョルカ初登場の回となっている。という事で第20話の後半部分を描いている。
どれみ達は作った魔法グッズを持ってMAHO堂に来るものの、すでに店はマジョルカのものとなっていた。
事のわけをどれみがマジョルカに尋ねると、賭けで負けてマジョリカは店を手放したと言う。デラとの賭けで勝てば借金がチャラになるはずだったのだ(ちなみに勝負はババ抜きである)。
魔女学校時代からのライバルであるマジョルカに店をとられ、しかも情けない魔女カエルの姿までさらしてしまったマジョリカは相当に落ちこむ。
悔しがるどれ実達だが、元祖MAHO堂として生まれ変わったマジョルカの店は大繁盛だ。
そこであいこが店の近くに有る廃車同然のバスを店にする事を提案する。意見が一致し一致団結した3人は、早速バスの改装を始める。
作業も終わり、マジョリカを探して驚かそうと思った矢先、マジョリカが現れる。実は水晶玉で全てお見通しだったのだ。
「MAHO堂を買い戻そう」というどれみの言葉に素直になれないながらも、泣いて喜ぶマジョリカであった。
今回の話はテレビではすでに放送された23話をベースとしている。
依然としてマジョルカの「元祖MAHO堂」は大繁盛を続け、ついには雑誌にまで紹介されるに至った。それにひきかえ、バスに引っ越した「MAHO堂」はさっぱりだ。
家族の者もマジョルカのグッズを買っていることに不安を覚えた三人は、残り一個となった魔法玉を調達に魔女界へ赴く事にする。しかし魔女界への入り口は元祖MAHO堂の中にしかない。
仕方なくどれみは最後の魔法玉で全員をゴキブリに変身させ、なんとか入り口まで潜入を果たす(ちなみにこの時マジョリカ・ララも同行している)。
魔女界にやってきた3人に前には大量のまきが。マジョリカはまきを全て割ったら魔法玉を授ける、と言った内容の魔女王様の文章を読み上げた。
ぶつぶつと文句を言いながらも、三人は力を合わせてまきを割り終える。そこに魔女王様の声が聞こえ、魔法玉の代わりにポロンをヴァージョンアップしてくれたのだった。
これに気を良くしたどれみ達は、MAHO堂奪還にむけやる気を起こすのであった。
今回の話はテレビではすでに放送された24話をベースとしている・・・、のだが、展開はだいぶ違っている。
クルールポロンを手に入れたものの、どうやってMAHO堂を取り戻すのか悩んでいたどれみに、ぽっぷが泣きついて来た。おならがとまらないと言うのだ。
よく見るとぽっぷの胸には元祖MAHO堂のアイテムが。すると今度はどれみのママが包丁を握った手が止まらないと言って騒ぎ出す。案の定、ママの首からアイテムが釣り下がっていた。
そのころ、元祖MAHO堂はアイテムの副作用のせいで売上はがた落ちになっていた。その様子を水晶玉で見ていたマジョリカにどれみは、いまこそMAHO堂のアイテムをアピールするチャンスだと言う。
はづきは使ってもらえれば良さがわかるはずと言い、あいこはいっそタダでばら撒こうかという。どれみはあいこの案に賛成し、はづきのアイディアでバスを空に飛ばし、そこからばら撒く事になった。
マジョリカはおまえらじゃ無理だと言って突っぱねたが、何度もマジカルステージを失敗させている3人を見て、密かに力を貸す。空のバスからばら撒かれたアイテムはみんなの心をつかみ、元祖MAHO堂にはアイテムの返品の山が出来た。
そのとき、力尽きたマジョリカはバスを元祖MAHO堂の中庭に墜落させてしまう。そこにはマジョルカが。人間界に辟易した彼女は魔女界に帰るという。こうしてMAHO堂はついにマジョリカの手に戻ったのだ。
しかし喜びもつかの間、そこにぽっぷがグッズの返品に現れる。無論、変身したままのどれみたちは、ぽっぷに魔女みたいと指摘されてしまうのであった。
今回の話はテレビではすでに放送された25話をベースとしている・・・、のだが、展開はだいぶ違っている。
ぽっぷに「魔女なの?」と指摘され、動揺するどれみ達。しかし彼女達は「魔女見習い」だったため難を逃れる。
マジョリカはしかたなくぽっぷも魔女見習いにしてしまう。だがぽっぷは意外と筋が良く、プリンを出す魔法も一発で成功させ一同を驚かす。
そこへ目つきの悪い招き猫をもったお客が現われる。祖父がここで買ったこの招き猫のせいで家族中が不幸になったというのだ。しかしどれみ達はこんなものを売った覚えは無い。
だがお客はどれみに招き猫を渡しMAHO堂を出てしまう。慌てて追いかけようとしたどれみは、つまづいて招き猫を放り投げてしまう。しかし招き猫は体制を取り直して割れることなく着地した。それを不信がるぽっぷ。
そこにどこからとも無く魔女王様の声が。その招き猫こそ魔女界が必死に探していたバッドアイテムだという。むかし、悪い魔法使いが魔女界から人間界へと持ちこんだ「バッドボム」(注、いわゆるバッドカードのこと)と呼ばれるものが様々なものにとりつき、人々を不幸に陥れているという。
そして、魔女王様はどれみ達に「ピュアレーヌ」(注、いわゆるピュアレーヌパソコンのこと)を授ける。どれみ達は魔女王様の言われるままに、招き猫からバッドボムを取りだし、ピュアレーヌに納める。
魔女王様はこれからもどれみ達にバッドボム探しを依頼する。全て集める事が出来れば、来年の昇級試験にエントリーさせてもらえるという。
こうしてどれみ達は進級に向けバッドボム探しを始めることになった。が、マジョリカは少々不安のようだ。
今回はおんぷの初登場の話になっているのだが内容はほぼオリジナルになっている。
ついにどれみ達は全部で30個あるバッドボム(バッドカード)を29個まで集める事に成功し、残すはあと一枚となった。
これでやっと最初の進級試験が受けられると喜ぶのはマジョリカ。早く自分を元の姿に戻せと、どれみに発破をかける。
そこにあいこがマジョリカに明日一日MAHO堂を貸して欲しいと頼む。クラスでクリスマスパーティーを開くのに使いたいという。
マジョリカは渋い顔をしたが、会費が余ったらMAHO堂に払うというあいこの言葉にきっぱりと貸してしまう。
あとは残る一枚となったバッドボム探しなのだが、一向に不幸そうな人間は見つからずどれみ達はてこずる。
そこに隣のクラスの山本という女子が通りがかった。彼女は少し前まで太っていたが、最近やせて綺麗になり始めていた。しかしこれはバッドボムとは無縁そうだ…。
落ちこむ気分を晴らそうと、あいこはクラスメートだけではなく、隣のクラスにも声をかけ広くパーティーに呼びかける。
クリスマスパーティーの日、なぜかどれみは落ちこんでいた。会場にステーキが無かったからだ。仕方なくケーキを口に運ぶどれみの背後に、突然山本が現われどれみは驚く。
どれみはケーキを勧めるが山本は着ているドレスをさりげなく自慢して行ってしまった。そこにどれみの元に駆け寄ってきたぽっぷが、山本のドレスにケーキとジュースをかけて汚してしまう。だがその汚れはどれみの目の前で一瞬で消えてしまった。
不審に思ったどれみ達は山本を連れ出そうとするが山本は抵抗する。しかし過剰なダイエットで空腹が頂点に達していた山本は目を回して倒れてしまう。
山本を外に連れだしマジカルステージをかけると案の定ドレスからバッドボムが現われた。ついにどれみ達は全てのバッドボムを集め、進級試験への資格を手にする事が出来たのだ。
気が付くと山本はもう目を覚ましていつもの大食らいの山本に戻っていた。そしてまた賑わいを見せるパーティー会場…。そこへ魔女見習い服を着た女の子が訪れる。
一様に驚きを隠せないどれみ達。果たしてこの子は一体何者なのか…。

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